【INTERVIEW】爬虫類Youtuberシュンさん|クレステッドゲッコーと暮らす,レイアウトと空間作りへのこだわり

【INTERVIEW】爬虫類Youtuberシュンさん|クレステッドゲッコーと暮らす,レイアウトと空間作りへのこだわり

"爬虫類と暮らしを楽しむ"

NOT A REPTILE SHOPはこれまで、ケージの中の楽しみだけではなく、爬虫類飼育を含めた生活、暮らしをもっと楽しみたい、楽しんでいただきたい、という想いで様々なアイテムを製作してきました。

オンラインマガジンLife With Reptilesでは、"爬虫類と暮らしを楽しむ"を体現している方のインタビューや、おすすめアイテムを使用した空間作りのアイデアなど、爬虫類ライフを楽しむためのお役立ち情報をご紹介します。

第1回目は初めてLEACHIE NEONを販売した2年前から様々なアイテムをご愛用いただいている、爬虫類Youtuberシュンさんにお話を伺いました。

れぷch シュンさんプロフィール

 

アクアリウムから爬虫類飼育へ              

ー爬虫類飼育を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

れぷch シュン:きっかけというきっかけはあまりなくて、子どもの頃から生き物自体がとても好きでした。

小学生の時は学校にシマヘビを持って行ったり…中学生の時にコーンスネークを初めて買ってもらったのがペットとしては初飼育です。そのあと、高校生の時にはずっとアクアリウムをやっていました。

▼自宅の植物とクレステッドゲッコー

葉っぱとクレステッドゲッコー

ーなんだか納得しました!実はNOT A REPTILE SHOPのアイテム、特にネオンサインをお迎えいただくお客様はアクアリウムから爬虫類飼育を始めた方がとても多いんです。

れぷch シュン:上陸組なんです(笑)

ーインテリアや、ビバリウムのようなケージ内レイアウトに凝っている方の中には元々アクアリウムをやっていた方がとても多いですよね。

れぷch シュン:その後大学生、社会人と色々なことに融通が利くようになって、改めて挑戦しようと飼育を始めた爬虫類がレオパードゲッコー、そしてクレステッドゲッコーでした。

今でも自分の中ではアクアリウムの影響がかなり大きいです。

▼水槽と一体になったホカケトカゲの自作ケージ

ホカケトカゲの水槽一体型ケージ写真

ーYoutubeは何をきっかけに始めたのでしょうか?

れぷch シュン:一番最初はTwitterでした。Twitterって画像は載せられるんですけど、動画ってあまり綺麗に投稿できないじゃないですか。

それで、うちの子を綺麗に見てもらうには何がいいんだろう…というところからYoutubeに投稿したのが始まりですね。

ー純粋に飼育を楽しんでいる様子が伝わるようなYoutube動画の雰囲気が好きで、楽しく拝見させていただいています。

▼クレステッドゲッコーのレイアウトセッティング動画

クレステッドゲッコー飼育環境セッティング

▼こだわりの自作ケージ紹介動画

ホカケトカゲ自作ケージ紹介

れぷch シュン:戦略的には多分クレスの動画に絞った方が良いと思うんですけど…(笑) 根本が自分の子たちを見てもらいたいってところから始まっているので、いろんな子の動画を上げちゃってます。

ーそうなんですか?自分の関心のある種でなくても、ホカケトカゲの大型ケージを作ったり、綺麗にレイアウトして飼育しているということ自体が見ていて楽しいなと思っていました。

れぷch シュン:ありがとうございます。レイアウトを工夫すると少なからず野生化での動きが見られたりするので、それがとても楽しいところです。手を焼くところもありますけどね。

 

"自然に近い行動が見たい" レイアウトへのこだわり

ーケージレイアウトのこだわりはありますか?汚れ方やメンテナンスなど、アクアとまた違う要素があって大変な面もあると思いますが。

れぷch シュン:確かに大変です!(笑)クレスのレイアウトケージについては糞は取り除いていくしかなく、尿は全部バイオアクティブで管理しています。

土、落ち葉、ワラジムシなどを入れていて、時々クレスの糞をワラジムシが食べてくれることもあります。

▼クレステッドゲッコーの大型レイアウトケージ

れぷch シュン:バイオアクティブについてはかなり海外動画を参考にしました。国内だと動画の例も少なくて。壁面に関しては発泡ウレタンでの制作がまねできないと感じたので造形君を張り付けるなど、あるもので試行錯誤しています。

ークレステッドゲッコーのレイアウトをしようと思ったきっかけはありますか?

れぷch シュン:クレスっていろんなところに動くじゃないですか。それでクレスが隠れてるところが見たいなと思いました。

一般的なクレスの飼育ってコルクを立てかけたりとか、生体がむき出しの状態でいることが多いというか。野生化では色々な自然物の影に隠れたりしていると思うので、家の中でそれが見たいなと。

▼IKEAのデトルフを使用したクレステッドゲッコーの縦長レイアウトケージ

クレステッドゲッコー レイアウトケージ

ー数十を超えるクレスをレイアウトしながら観察できるよう綺麗に管理するのは、それなりの想いやこだわりがないとできないことだと思います。クレスは体の大きさに対して空間もそれなりに必要ですよね。

れぷch シュン:全部ではなくて、一部シューズケースなどを使ってもいますけどね。クレスはブリードもやっているので機能美を追求するべきかもという葛藤はありました。それでもやっぱり自然に近い動きが見たいなと。

ー管理で気を付けていることはありますか?

れぷch シュン:クレスは壁に糞をして汚しますが、同じく壁面の水滴をなめるので、壁面は常に綺麗にしておくように気を付けてます。

▼自作したクレステッドゲッコーのブリーダーズラック

ーシュンさんにとって飼育の楽しさ=レイアウトの楽しさでもあるのでしょうか?

れぷch シュン:うーん…難しいですね。レイアウトはあくまで楽しさの一部という感じなので。やっぱりクレスありきです。

レオパやボールパイソンのレイアウトでも色々やりたいことはあるんですけど。結果一番実行に移せているのがクレスなので、それはやっぱりクレスがすごく好きだからなのかなと思います。

ークレスに対する興味、もっと色々な姿を見たい、という気持ちがレイアウトへのこだわりにも繋がっているんですね。

れぷch シュン:自分が好きなクレステッドゲッコーは野生環境を再現したらどんな姿で生活するんだろうとか。そういうところが楽しいです。

 

爬虫類から植物へ

ー最近は植物にも凝っていますよね。植物との組み合わせにもこだわりはありますか?

れぷch シュン:めちゃくちゃはまってますね!(笑)見た目もお洒落だし、人口植物では出せない雰囲気もありますし。

生体にとっても湿度調整の役割や汚れを吸い取ってくれる役割など、生の植物にしかない要素もあるので、やはりケージには植物を入れたいなと。そこから興味が広がっていきました。

▼植物との共生が難しいジャイアントゲッコーもレイアウトケージに挑戦

ジャイゲコ レイアウトケージ

ーこれもアクアリウムからの影響ですか?

れぷch シュン:それもありますが、本格的に植物に興味を持ったのは爬虫類飼育を始めてからです。クレスのレイアウトケージを作ってからですね。

ーここでもクレスありきなんですね。

れぷch シュン:今のレイアウトはかなり前に作ったものなんですが、今は植物のことをより知ってしまったので逆に悩みがとても増えた気がしてます(笑)

植物にとってより良い環境を考えて風を回さないと…とか。今作るならもっと色々変わってくると思います。

 

爬虫類と暮らす、空間へのこだわり

ーシュンさんは爬虫類飼育のみでなく、その周りの生活空間作りも楽しんでいらっしゃると感じました。壁掛けパネルなど大掛かりなDIYもされていますよね。

れぷch シュン:植物用の飾り棚ツーバイフォー※にオイルを塗って色を付けたりもしているんですが、機能的には全く必要のないことなんですよね。

ただやっぱり部屋と合うように一体感が欲しいとか、全体の雰囲気を大事にしたいというか。そういうことも好きなんだと思います。DIYも爬虫類飼育をきっかけに始めたことのひとつです。

※木造枠組壁工法のひとつで、2インチ×4インチの角材(ツーバイフォー材)を使って壁や床などを作り、面で建物を組み立てる工法。 

ー爬虫類とは無関係に見えることでも、爬虫類飼育をきっかけに新しく学んだり出会ったり、楽しめるようになったりすることは沢山ありますよね。

れぷch シュン:それは本当にその通りだと思います!

▼植物と爬虫類を愛でながらくつろげる場所

植物とジャイアントゲッコー

れぷch シュン:人によるとは思いますが、自分としてはレイアウトケージにこだわるとか、インテリアにこだわるとかは、もっと(飼育している生き物を)愛するためにしているというか。

綺麗なケージで飼育したらその子の様子が見られたりとか、より可愛がれたりするとか、そういうことがあると思うんですよね。

ーそれはシュンさんの動画からもよく伝わってきます。

れぷch シュン:だからレイアウトケージの動画もあげています。やっぱり誰かやってる人を見ないと、なかなかやってみようとも思えないと思うので。

動画を見て、レイアウトケージ面白いなとか、違ったアプローチでクレスを飼育してみようとか。

クレスはある程度飼育方法が確立している生き物だからこそ、改めてその先の少し違う楽しみ方をする人がいたら面白いなという気持ちがあります。

 ー今後の活動についての夢や目標などはありますか?

れぷch シュン:ビカクシダやクレスのレイアウトケージが並ぶ理想の空間を創って、皆に見てもらいたい。いつかそういう場所を作れたらと思っています。

今やっていることを多くの方に知ってもらいたくて、もっとTwitterやYoutubeで発信していこうと。最近はそれも活動の楽しさに繋がっています。

ー爬虫類の飼育のみでなく、飼育を通じて出会った色々なことを学びながら楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきました。

れぷch シュン:爬虫類は同じペットでも犬猫と違って、飼育を通して世界を感じられると思っていて。

ニューカレドニアでクレスはどんな生活をしているんだろうとか、レイアウトケージの様子を見て「こんな感じで野生でも木の下に潜り込んでるのかな…」とか。

日常でも世界を感じたり想像できることがあって。そこが爬虫類にのめり込んでいる大きな理由なのかもしれません。

 

爬虫類と暮らしを楽しむインテリア雑貨

ーNOT A REPTILE SHOPのアイテムをご購入いただいたきっかけや、気に入っている点があれば教えてください。

れぷch シュン:まず単純にお洒落です!(笑)さりげなく爬虫類を取り入れられるところが嬉しいです。シルエットで爬虫類好きを演出できるところがとても刺さります。

▼いろいろな場所で飾っていただいているLEACHIE NEON(circle)

LEACHIE NEON circle

▼植物とLEACHIE NEON(circle) 

 ーアイテムによってはキャラクター性の高いものもありますが、暮らしに取り入れやすいデザインは意識しているところなので、とても嬉しいです。

れぷch シュン:ジャイゲコの脱皮グローブのデザインも好きで!一見わからないじゃないですか。

そういう生活に溶け込む、インテリアとして考えた時に違和感なくいろんなところにちりばめられるようなところがとても好きです。爬虫類のインテリア用品はもっと色々欲しいですね。

▼【Pins】HAND GLOVE

れぷch シュン:今回のインタビューにあたってお贈りいただいたGecko Stamp rugも、存在感がありながら生活空間に馴染んでくれるお洒落感がとても気に入ってます!

ーレイアウトケージや植物をインテリアに取り入れている方にぴったりのラグになったと思います!90㎝サイズはワンルームの中でソファーやベッドなど、他の家具とも合わせて楽しめる大きさです。

れぷch シュン:これからのグッズも楽しみにしてます…!

▼シュンさんご希望の配色で制作したGecko Stamp rug(90㎝)は、このたびオンラインストアにて受注制作アイテムとして販売が決定しました!

【REPTILE RUGS】Gecko Stamp/BrownGreenはこちら≫

Gecko Stamp rug room
 
クレステッドゲッコーへの愛と空間作りのこだわりが詰まったインタビュー、いかがでしたでしょうか。

素敵な写真とともにお話を聞かせていただいたシュンさん、ありがとうございました!

今回の特集でクレステッドゲッコーの飼育やレイアウトが気になった方は、ぜひ続きを動画でご覧ください↓↓↓

【爬虫類ch】れぷch Youtubeチャンネルはこちら

 

本記事の登場アイテムはこちら↓↓↓

【REPTILE RUGS】Gecko Stamp/BrownGreenを見る≫

LEACHIE NEONを見る≫

【Pins】HAND GLOVEを見る≫ 

 

オンラインマガジン"Life With Reptiles"では、これからも爬虫類との暮らしを楽しむヒントになるようなコラムやお役立ち情報を更新予定です。

次回の更新もお楽しみに!🦎🏠

 

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